【夏の対策】6月が発生ピーク!健康被害を及ぼす虫「ヌカカ」にご注意
【注意】発生ピークは6月。「ヌカカ」による健康被害から身を守ろう!
どうもこんにちは、鳥取・島根のタウン情報「ラズダ」編集部のべーやんです。
すっかり夏らしい気候になりましたね~。これから熱中症・紫外線対策も必要ですが、6月は害虫による健康被害にも注意したいところです。
みなさん、「ヌカカ」という虫をご存知ですか?
(※虫の写真、健康被害に関する肌の写真を掲載しています。苦手な方は閲覧をお控えください。)
ヌカカってどんな虫?
毎年6月に発生ピークを迎える虫「ヌカカ」。
米ぬかのように小さく、繁殖のために動物の皮膚を吸血します。近年は米子市の弓浜部を中心に健康被害の相談も増えています。
米子市では古くから「せせり」「こべえ」「させ」などと呼ばれている昆虫。
米子工業高等専門学校では、このヌカカに関する調査研究も行われています。
上の写真は米粒と「トクナガクロヌカカ♀」を比較した写真。体長は1~2mmと微小。
肉眼では飛ぶ姿もほとんど確認できないため、ハエや蚊のように撃退しにくいのが厄介ですね。
網戸を通り抜けたり、衣服の下にもぐり込んだりする昆虫で、かまれると腫れやかゆみが数日続くことも。
ヌカカによる健康被害は?
米子高専の資料によると、例年ヌカカは梅雨の時期(5月中旬~6月下旬)に大量発生。繁殖のためにメスが人や動物の皮膚に吸血し、健康被害をもたらします。
症状として最も多いのは、強いかゆみ。咬まれる場所は首の周りや胸、背中など衣類の中が多いとのこと。患者では複数箇所・複数回咬まれている人が多いそう。
健康被害予防に効果的な2つの対策
肌の露出部分をなるべくなくす
まずは、肌の露出部分をなるべくなくすことが大切。
長そで・長ズボン・帽子を着用して、肌をなるべく露出しないようにしましょう。
肌と衣服の隙間をできるだけなくして、衣服などに潜り込んでくるのを防ぐことも効果的です。
虫除けスプレーなどを使用する
屋外で活動する日は、虫除けスプレーも効果的。
新しい虫除け有効成分「イカリジン」を含む虫除け剤なら、皮膚刺激性が無いため、 子どもや皮膚の弱い人でも安心して使用できます。
虫除けスプレーは、首、腕、足首など衣類との境目にしっかり塗ることがポイント。肌が露出している境目より少し内側の部分までよく塗りましょう!
米子市役所 環境政策課
ヨナゴシヤクショカンキョウセイサクカ
電 話:0859-23-5257
住 所:鳥取県米子市河崎3280番地1(米子市クリーンセンター内)
情 報:HP
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ(Lazuda)」の編集長。出雲市佐田町出身。
入社以来、ラズダを作り続ける編集スタッフ。新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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