編集部の肩書きを有効活用して、“リサーチ”や“取材”と称して街中を徘徊する企画。その名も「おさんぽのすゝめ」。不定期更新（していこうと考えている……）していきますので、気長にお付き合いくださいませ！

記念すべき第１回は、私の地元でもある松江市の西尾町。スーパーをはじめ、ショップも多い学園エリアに近接している場所ながら、静かな街並みが続く住宅地です。

そんなある意味“ありふれた日常”の中を歩いていて見つけたのが『志立の山公園』です。

西尾町の太陽団地の南西部、自治会館横にある公園で、2012年に整備されたそう。

もともとここ辺りは、松江藩７代目藩主の松平治郷（まつだいらはるさと）の家老・朝日丹波茂保の引退にあたって贈られた山。当時は家老の山荘が建てられていたと伝わっています。

さすが家老が過ごした場所だけあって、その眺望はまさに絶景。朝酌川沿いの田園風景や宍道湖、晴天時は国宝『松江城』までも遠望することができます。

車社会の山陰。時々は車から降りて、ちょこっと道草も、息抜きにはピッタリですよ～。

今後も気まぐれでアナタの街に出没します！