「TASHIROグループ」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]
働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」
みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪
鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。
本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。
今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪
「TASHIROグループ」ってどんな会社?
創業52年、新事業も始動。“前進”をテーマに邁進
島根県松江市に本店オフィスを構え、松江・出雲・米子に全6店舗の美容サロンを展開する「有限会社たしろ」。
“山陰の女性を美しく”をミッションに、美容室を中心に、エステ・ネイル・まつ毛エクステンション・ブライダルの事業を展開しています。新たに「パリジェンヌラッシュリフト」も導入し、地域密着型のトータルビューティーを提案しています。
「お客様と共に」を根底に創り上げるトータルビューティーを提案
たしろグループは、1970年に創業、松江京店に誕生した1軒の美容室が始まりです。
2015年に社長に就任した田代緯(つかね)さんは企業理念“感動REAM(かんドリーム)”を、より社員に浸透させるため、具体的な行動に落とし込んだ「TASHIROクレド」を社員と共に作成。
たしろの社員として、一人のプロフェッショナルとして、お客様との接し方や店づくり、取引先業者や地域社会との在り方・行動指針が明記されており、全社員がクレドカードを所持し行動の指針としています。
“無料開放日”から学んだ 美容ってやっぱり素晴らしい
たしろグループが持つ“美容の力”で少しでも山陰に笑顔を取り戻したいと、2020年に開催した「無料開放DAY」。
特にコロナの影響を大きく受けた業種の方を対象に、通常営業を休み、カットやカラーなどの美容メニューを無料で提供。全店で1365名の無料施術を実施しました。「初めてのカラーをありがとうございました」と高校3年生。「大変な状況の中ありがとうございます。がんばります」は救命救急の男性。「皆様のやさしさを胸に学生生活がんばります」とリモート中の大学生。「50周年おめでとうございます。癒されました」と医療従事者の方など、たくさんの感謝の気持ちを表すメッセージが寄せられたそう。
「この道を志した頃の初心に戻って、スタッフは心から美容を楽しみ、そしてこんな状況だからこそ、人を笑顔に出来る美容の素晴らしさを再認識したと思います。それは私たちにとってとても大きな収穫でした」と田代緯代表は語ります。
Withコロナ時代に「前進」
2022年、3年振りに一同を会して方針発表会・表彰式を開催。社会がwithコロナ時代にシフトする中、今期は「前進」がテーマです。
5月には、松江のモデルスタジオミューズ主催の「ミューズフェス」に参加。若いスタイリストがヘアメイク・ステージ構成をやり切り大成功に終わりました。「最近はこういうイベントもなかったので、ヘアショーの大変さがよく分かりました。モデルさんに助けられました」とスタイリストの島さんは話します。
夏には、出雲地区に2店舗目となる「IZUMO−白ハク−」をオープン。洗練されたデザインと小型店ならではの温かみのある接客で好評を博しています。また、まつ毛パーマの新メニューとして「パリジェンヌラッシュリフト」も導入しました。
さらに、お客様に寄り添い、美容の事なら何でも気軽に相談できる存在を目指し、独自アプリでの発信、定額通い放題のサブスクメニュー、自宅に商品が届くECサイト提案などに加え、新たなプラットホームとして、LINE公式を開設。顧客一人ひとりと、LINEでの予約受付や情報発信、また相談なども受け、お客様から高い評価を得ています。
メンズ対象の新しい形の店舗も計画
2023年は初めての取り組みとして、男性がターゲットの新しい事業部・新店舗を計画中。美容室で得たノウハウと絆を生かし、最新ひげ脱毛器などを導入した、男性専用サロンを松江にオープン予定。同時に、理容師も幅広く募集しています。
近年、全国的にメンズビューティー市場は拡大。しかし、美容室には入りにくいけれど最新の流行でカッコよくなりたい、美容室に通っているけれどシェービングはやっぱりして欲しい、など様々な悩みを持った男性がおり、そんな男性の悩みに応える理容・美容の垣根を超えた店舗を計画しているとか。理容師にとっても新しいステージになることは間違いなさそうです。
自社の修学金支援&奨学金補助制度で夢をバックアップ
たしろグループでは、山陰地域での美容師・理容師の育成・確保・定着に資することを目的とした自社の奨学金制度を設けています。
高校卒業後、美容専門学校2年間の学費100万円(勤務しながら学校へ通う通信課の場合3年間で75万円)をたしろが支援金として無利子で貸与する制度で、専門学校に就学中の学生も利用できます。たしろ入社後5年間勤続すると、支援金の返済は免除。現在3名のスタッフがこの支援金を活用し通信課に通いながら勤務しています。
また、奨学金を使い美容学校を卒業した新入社員に、毎月1万円の補助金を3年間支給する補助制度も導入。若者の夢をバックアップしています。
「一人ひとりのなりたい美容師像」を叶える教育カリキュラム
美容業界は華やかですが、技術習得には毎日の努力と勉強が欠かせません。美容学校を卒業し、免許を取得しても、スタイリストとして独り立ちするまで、約4年のアシスタント期間が必要とされます。
たしろでは、美容師・エステティシャン・ネイリスト・アイリスト・ブライダルと、各職種ごとに時代に合った教育カリキュラムを整備。それらはマニュアルに修まらず、一人ひとりの個性やなりたい美容師像に合わせて、コース変更やカリキュラムの変更を相談して進めていく事ができます。
また、若手の指導がメインでなかなか自分のレッスン時間が取れないスタイリストの為に、月一で営業時間を短縮し、全社員のレッスン強化時間を設ける取り組みも行っています。
“美容”を人生に
各店舗で、多くのベテランスタイリストが活躍するたしろグループ。勤続40年クラスのキャリアを経て定年退職を迎え、卒業した社員は3名になりますが、全員働き方を変え、今もお客様の前に立っています。
2005年に新卒入社した柳楽恵理さん(37)は、現在は「IZUMO−在−店」(出雲市高岡町)のチーフを務めます。2012年に結婚出産・育休を取得し、現在3児の母として家庭と仕事を両立。子供の学校の行事などでどうしても土日に休まないといけない時も。「平日の勤務時間も調整していただいた上の事で、申し訳なく、でももっと働きたい気持ちはずっとありました。それで、定休日の火曜日を営業にして働かせてもらえるか聞いた所、『やってみよう!』との回答。現在は出雲店のみ火曜日は全て営業しています。主婦スタイリストが多いので、全員で土日の休み含めたシフトを組んで協力しながらお店を運営しています。お店の定休日まで変えていただいて、家族やお客様の協力と、会社や店の支援体制には本当に感謝しています」と何度も感謝を口にします。
「美容師はもっと幸せになるべき。プライベートも充実させて欲しいという想いから、連続有給休暇として全社員に5連休の取得の義務付けや、シフト制の導入、営業短縮でのレッスン強化など設けています。自分は裏方で、最前線でがんばる社員をしあわせにするのが、私の使命です」と話す田代社長の言葉が何よりも印象的でした。
求める人物像
●美容師
●理容師
●エステティシャン
●ネイリスト
●アイリスト
●ブライダルデザイナー
お客様のキレイを共に喜び、幸せに感じられる方。前向きに新しい事に取り組める方。
エステ・ネイル経験等ご相談下さい。一緒に夢を追いかけましょう。
【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-27-3962
採用直通 E-mail/office@tashiro-group.com
公式サイトはコチラ
企業概要
業種 | 美容サービス業 |
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事業内容 | 美容全般・エステ・まつ毛エクステンション・ネイル・ブライダル |
創業 | 昭和45(1970)年11月26日 |
代表者 | 代表取締役 田代 緯 |
社員数 | 42名(男10名 女32名) |
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部みのりん
ラズダ編集部。生まれも育ちも大根島。
日刊webラズダの記事を書いたり、LazudaTVのアシスタントをしたりしています!
好きな食べ物は、さつまいもと梅干し。
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