肝臓だけじゃない!疲れが出やすい時は「内臓」ケアも忘れずに

スプリット前谷さん
スプリット前谷さん

飲み会や外食が増える時期には、肝臓以外の内臓ケアも忘れずに

■Ryoko'sボディメイクコラムvol.90

みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!

前回のコラムでは、「春に疲れが出やすい要因は肝臓かも!」のテーマで、肝臓ケアをご紹介しました。大事ではない臓器なんてありませんが、肝臓が大事と言われると、「肝臓をケアしよう!」と思いますよね。

そして・・・

  • ついでに気をつけるなら何があるだろう?
  • 肝臓は大丈夫そうだけど、ほかは大丈夫かな?

そんな疑問があれば、身体を自分の思うように作るチャンス!

今回は、肝臓と関係の深~い臓器と、そのケア方法をご紹介。歓迎会をはじめ、外食や飲み会が多くなる時期。お酒を楽しむうえで、気をつけたいポイントになりますよ。

肝臓と関係が深い内臓などをチェック。ケア方法も合わせて確認を

肝臓と関係の深い臓器。まずは「血管」とのつながりから考えてみましょう。

実は肝臓、特別な血管があります。それは「門脈(もんみゃく)」と呼ばれる静脈。門脈は、この後出てくる「ひ臓」や「腸」、「肝臓」をつなげています。

そして、肝臓と関係の深い臓器、その代表すべきは「腸」。腸からの静脈血には栄養素が含まれていて、肝臓に栄養が入っていきます。

腸の状態が悪い(=悪玉菌がたくさんの状態)だと、毒素の多い栄養が肝臓へ・・・。結果、解毒が働きのひとつである肝臓は、毒素の多い栄養をキレイにして全身に送り出すべくフル回転。つまり、負担がかかってしまいます。

腸内環境は、最近の健康的な身体作りで外せないワード。

前回の記事で書いたように、最近「全身倦怠感がある」、「怒りっぽくなった」方は、腸内環境もキレイにしてみてはどうでしょうか。腸内環境のリセットは、プチ断食がオススメ。1食抜くだけでも充分なプチ断食になりますよ。

続いて「ひ臓」。ひ臓もまた、珍しい働きをします。「古くなった赤血球を壊す」という働きです。

人間は、吸収しやすいように自分で赤血球を壊しているんです。人間の身体って良くできてますよね。ほかにも、新しい血液を貯金し(この血液もまた肝臓にいきます)、体内の病原菌と戦うリンパ球を作るなど、免疫機能もあります。

ひ臓の働きは、腸や肝臓とリンクしていることが分かります。直接、ひ臓をケアすることは難しいですが、腸や肝臓をケアすることが、ひいてはひ臓のケアにもなります。

「どれかひとつ」となると中々続かないもの。ひ臓も腸も肝臓も、たくさんつなげてイメージすればするほど、身体が良くなっていくのが分かりやすいですね。

身体作りを楽しみながらしてくださるとうれしいです!

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この記事を書いた人
スプリット前谷さん

Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士

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鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!

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