「株式会社ミック」ってどんな会社?[鳥取・島根のリーディング企業2023]

編集部あつきち
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働いてみたい注目企業40社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2023」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2023」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ40の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2023」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!

新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

「株式会社ミック」ってどんな会社?

情報技術の革新と共に成長し続ける企業集団

総勢120名を超える若い力

歴史、技術、規定、文化などの情報を記録し伝えることで進化して来た人類。太古の石や骨に刻む方式は重く運びづらいため、古代エジプトでは植物の葦(パピルス)を編み、文字を書いて伝達し、これが紙(ペーパー)の語源となりました。

その後、中世の活版印刷機の発明を経て発達した情報伝達は、20世紀に登場したコンピュータと通信ネットワークによって、高度なITコミュニケーションへと進化。「株式会社ミック」は、まさに情報技術の革新と共に成長し続ける企業集団です。

「近年は複写機やプリンターが各事務所、個人宅まで導入され、インターネットという革命的手段で、世界中のありとあらゆる情報を誰でも何時でも何処でも入手できるようになりました。今後は我々の生活のほとんどの分野でCPU(微小化したコンピューター)が装着され、センサーと連動して人間社会をより豊かにより便利にしていくでしょう。現代の社会基盤となるITに関する導入・技術サポート・開発などを手がける企業が、株式会社ミックなのです」と語るのは、宮脇和秀社長。

「“DX”とは、やみくもにデジタルを使うことではなく、会社や自分自身が変わるためにデジタルが効果的であればそれを使って変えていくこと。デジタルはあくまで手段で、大切なのはそれを使う人間、そして人間同士の信頼関係です」。

宮脇社長が大切にする「フェイス・トゥ・フェイス」を原点に、ミックでは若い120名を超える社員が顧客と寄り添い、日々明るく元気に活動しています。

仕事も遊びも目一杯。おもしろい事にこそ意義がある

「アフターコロナの最大の危機は『現状維持』」という宮脇社長の言葉を体現するかのように、ミックは、2021年10月に山口支店(萩市)を開設し事業エリアを拡大。未来を見据えた新事業にも取り組んでいます。

グループ会社の「MCセキュリティ」では、島根県出身の若い技術者たちが、独自のネットワークセキュリティ製品を開発。大手企業や海外企業と提携して成長を遂げています。

しかし宮脇社長は、開発など専門分野以外は「文系も大歓迎」とのこと。「学生が弊社を受験される時によく『私は文系ですが大丈夫ですか?』と質問を受けますが、専門技術と開発部門以外は文系・理系は問いません。我々が欲しいのは仕事も遊びも一生懸命打ち込む好奇心旺盛な若者です。また、若くても実力があって人格の優れた人は昇進が早い実力主義とオープンな社風ですし、目標・納期は個人よりもチームで向かうのがミックのDNAであり、おもしろい(エキサイティングな)ことに大きな意義を見出す会社です。『島根をベース基地として世界に羽ばたきたい』という方はぜひ仲間になって欲しいですね」。

入社年次、階層別に実施する体験・参加型研修、海外研修制度、各種資格取得制度、社員旅行(毎年国内外交互で実施)、出雲ドームでのソフトボール大会、MGM(ミックゴルフメンバーズクラブ)など、仕事も遊びも目一杯に取り組むミック。一員として感じる“やりがい”は申し分ない企業です。

ITソリューションのコンサルティング集団

「株式会社ミック」は、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(旧:富士ゼロックス)グループの一員として1984年に設立しました。デジタル複合機やネットワークセキュリティ機器、ソフトウェア、Webサービスなどの販売からシステム構築・保守まで幅広くサポート。

松江本社をはじめ、島根県内5支店と山口支店(萩市)を構え、民間企業や官公庁へ、複雑・高度化するITをどう活用するのかを、顧客と共に考えるビジネスパートナーとして活動しています。

つまり、ミックの仕事は製品を売ることがゴールではなく、ビジネスに欠かせないITを、顧客がより快適に効率的に活用することで、ビジネスそのものの効率化を実現することにあります。「すべてはお客様のために」ミックはITを駆使して顧客のビジネスを支援するコンサルティング集団なのです。

ていねいな人材教育で顧客に頼られる存在へ

「フェイス・トゥ・フェイス」の言葉通り、顧客に接する社員への教育は多岐に渡ります。特に新人社員の育成は、入社後3年間で段階的に行われる研修を通じてじっくりと実施。社内での研修に加え、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン主催の研修では全国のグループ社員と共に学び、知識や技術、ビジネスパーソンとしての基本を身につけます。

営業部の真殿翔子さんは2020年入社。IT関連というと理系の印象ですが、ミックで活躍する営業は8割を文系出身者が占め、真殿さんもそのひとり。約3ヶ月間の新入社員研修を経て、7月からは多くの顧客管理を通し営業スキルを磨きました。「お客様と向き合いながら、課題やニーズを引き出し販売に至るプロセスにやりがいを感じます。代替え機種を成約いただいた時は自分も成長したことを実感できますね」と満面の笑顔。

一方、「キレイに直せた時はうれしいが、それ以上にお客様に喜んでいただけた瞬間がうれしい」と話すのは、2021年入社で多くの顧客の保守メンテナンス・点検を担当するカスタマーシステムエンジニア倉立陽花さん。「お客様とフェイス・トゥ・フェイスで関わるのが、ミックのエンジニア。現在はITパスポートを取得していますが、電気工事担任者や情報セキュリティスペシャリストを目指し、仕事の質を高めていきたいですね」と話してくれました。

また、このような面々から絶大な信頼を得ているのがミックのSE。2005年入社の石川さんは「営業やエンジニアでは対処しきれない技術的な面などをフォローしたり、教育機関や医療施設など大規模な案件では提案から設計・構築・保守までトータルに行ったり、入社当初から大きなプロジェクトにも参加させてもらえるのでとてもやりがいがありますよ!」と語ります。

営業・カスタマーシステムエンジニア・SE、まさに三位一体となって、様々な顧客の夢をカタチにしていると言えますね。

島根県初、純国産のセキュリティ製品を開発

高度情報化社会が進むにつれて、ITネットワークで管理される顧客情報や販売情報など企業の大切な情報資産が、サイバー攻撃・ウイルス感染の脅威に晒されています。情報漏洩は、企業にとってこれまで培った社会的信用を失いかねない深刻な問題。

「株式会社MCセキュリティ」(以下、MCS)は、安全で安心なネットワーク環境を実現する目的で、2006年に設立。それまで既存のセキュリティ製品は外国製がほとんどで、マニュアルや管理画面が英語表記で分かりづらかったのが実状でした。また、解析レポートもなく、導入効果を実感できないものでした。

MCSが開発・生産・販売する《ネットステイブル》は、自社で独自開発した、島根県産品指定第1号の純国産のネットワークセキュリティ製品。ネットワークへの不正侵入を防御していることをログと解析レポートで簡単に見ることができ、新しい脅威が来てもすぐに対応可能。しかもマニュアルや管理画面、解析レポートが全て日本語で表記されているとあって、発売以来、使い勝手が良いと評判になりました。現在、全国に5万社を超えるユーザーが認めるMCSの高いセキュリティ技術が搭載された製品です。

メイン開発に携われるおもしろさとやりがい

松江市北陵町のMCS本社を訪ねると、ゆったりしたワンフロアーの中で、営業部と開発・サポート部の社員が、机を並べて仕事をしています。デバイス・ソフト開発系の技術者というと、独立した空間で黙々とプログラミングをするというイメージがありますが、ここには部署を仕切るパーテーションもありません。営業、開発、サポート全てのメンバーが、いつでも互いの意見を反映させながら、セキュリティシステムを開発しているのです。

開発技術者の野口雅矢さんは、2013年入社。国立松江工業高等専門学校情報工学科出身で、ネットワーク系研究室にいた5年生の時、MCSの存在を知りました。

「県内企業と学生の交流会でMCS社員の方と話す機会があり、島根でセキュリティシステムを開発している点に魅力を感じました」と志望動機を振り返る野口さん。入社後はOJT教育を受けながら、開発業務へ。新人でも初期の段階から開発のコアな部分に触ることができ、自分の意見を吸い上げてくれる社風がありました。「良いアイデアだったら、どんどん採用してもらえる。それが仕事のモチベーションになっています。これからもお客様がセキュリティに求める使いやすさを一番に意識して、良い製品を開発していきたいです」。

ネットステイブルの多くは、これまでミックのIT関連機器と連動販売されていましたが、新規の市場開拓を目指して、2016年12月に東京支店を開設。関東の有力販売店を経由して首都圏での売り上げが拡大しています。MCSのネットワークセキュリティ製品メーカーとしての役割は、ますます強まりそうですね。

イベント企画運営と映像制作の精鋭集団

少子・高齢化や人口流出など、多くの地域的な課題を抱える島根県。そうした課題を産・官・学との有機的な連携を図りながら解決を目指し、産業・観光振興のビジネスチャンス創出につなげる集団があります。それが2007年設立の「株式会社メディアスコープ」。

イベント事業では、地元松江の風物詩として定着した「松江水燈路・学園水燈路」や、中海・宍道湖・大山圏域の市長会事業「山陰いいものマルシェ(産直市場)」、大学・病院の学会の企画運営など。映像では、企業CMをはじめ観光プロモーション映像、企業PR映像、教育ビデオなどの制作で、設立以来多数のイベント運営・制作の実績を誇ります。

また、昔の8ミリフィルムやVTRなどの貴重なメディアを、デジタル化で半永久保存活用する「デジタルアーカイブ事業」も得意分野。「私たちの企業理念は、人と地域を元気にすること。その手段としてイベントや映像があります」と話すのは、中尾禎仁代表取締役。人を元気にさせ、地域を活性化させるためには、まず社員一人ひとりから。

12名の少数精鋭集団は、素直・明るさ・元気をモットーに持ち前のコミュニケーション能力を発揮して、クライアントの信頼を得ています。

島根スサノオマジックの熱血ブースター

ミックは、2010年に誕生した島根初のプロスポーツチーム《島根スサノオマジック》のスポンサー企業の1社として、地域の活性化と発展にスポーツ面から貢献。

ホーム・アウェイ戦に関わらず、熱血ブースターとして地元チームを応援しています。

県域縦断の「ダイナミックフェア」

年1回、“オフィスの身近な応援団”をテーマに、ミックの島根県内6拠点で開催する展示会。

県内外の情報業20社参加の新製品デモ、情報管理に役立つセミナーなど多彩なプログラムで、毎年、県下全域で約3000名を集客する大イベントです。MCセキュリティ、メディアスコープもブースを出展し、多くのお客様から好評を得ています。

社員の絆を深める研修、旅行、スポーツ

日常の業務では、他拠点の社員と顔を合わせる機会の少ないミックの面々。しかし、毎年恒例のソフトボール大会や、海外研修、社員旅行などの機会によって有意義な交流が図られています。

特に研修や旅行では海外への渡航を頻繁に行い、交流を深めるとともに他国の歴史や文化を肌で感じることで、グローバル人材育成の機会としています。

求める人物像

IT企業=「理系の仕事」とイメージしがちですが、当社の社員は文系が6割を占めます。

ですから「ITに精通しているかどうか」よりも、仕事も遊びも一生懸命に打ち込む好奇心旺盛な方を求めています。

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-27-0329
採用直通 E-mail/jinji@mic-ltd.co.jp

公式サイトはコチラ

企業概要

業種 ITソリューション事業
事業内容 IT関連機器・ソフトウェア・webサービスの販売及び保守、システムネットワークの構築及び保守
創業 昭和59(1984)年1月17日
代表者 代表取締役 宮脇和秀
社員数 126名(男97名、女29名)

株式会社ミック

カブシキガイシャミック
電 話:0852-27-0329(採用直通)
住 所:島根県松江市学園南2-10-14 タイムプラザ1F [MAP]
情 報:HP

sponsored by 株式会社ミック

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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