江津市都野津町の住宅地に、『カジュアルダイニング38（みや）』が１月16日オープン。

イタリア料理をベースに、シェフのアレンジを効かせた創作系洋食が味わえるお店。

オープン間もないタイミングで、運良くお店にお邪魔できました！

「経験豊富なベテランシェフによるセンスが光る料理」これだけ聞くと、お高いイメージ・・・。

ですが、ランチは1000円以下をベースに、前菜・パスタ・メイン・デザート・ドリンク・パンまでセットのランチコースは1500円！

味よし、値段よしの注目店『カジュアルダイニング38』の料理や、店内の雰囲気などを紹介していきます。

『カジュアルダイニング38（みや）』がオープンしたのは江津市都野津町。国道９号線と山陰道の真ん中あたり。

以前は居酒屋『やすなが』があった場所にできてます。お店の前が駐車スペースに。

Iターンした親子が切り盛りする『カジュアルダイニング38』。

シェフは19歳で食の道へ進み、その後に洋食の本場・神戸で修業。40歳頃に独立して以来、東京を主戦場にしていたこの道の大ベテラン。

３年前に店を畳んで、大田市へIターンして隠居を。と思っていた矢先、縁あって大田市で再び腕を振るうことに。

そして今回、江津市へ『カジュアルダイニング38』をオープンしました。

一方の息子さんも、小さい頃から父の背中を見て育ったグルメっ子。ちなみに、前職では有名ジムでトレーナーをしていたそうで、中々のガッチリ体型さん（笑）。

『カジュアルダイニング38』はお父さんがシェフ、息子さんはホール担当と、親子二人三脚で切り盛り。

肝心の料理はというと、これまで培ったイタリアン・洋食を軸に据えた創作スタイル。

創作といっても、パッと見の奇抜さではなく、いわゆる「外し」的な味わいや手法が特徴です。

例えば鴨肉のローストには、オレンジの苦みがアクセントになったソースを添え、ハーブチキンは低温調理を取り入れ、パンにはオリーブオイルと藻塩を添える。

よく見る料理が、シェフのアイデアでプチサプライズ的な味わいに大変身。食べた時の“思わぬ予想外”こそが『カジュアルダイニング38』の醍醐味ですよ。

ランチは単品、プレート、コースの大きく３種類。

「手巻きのオムライス」や「シェフ特製タコライス」、「シェフ渾身のパスタ」といった単品は700円（+200円でサラダ・スープ・ドリンクセット）で。

プレートは900円～あり、特にオススメは「本日の気まぐれ」（900円）。主役料理に加えて、サラダ・スープ・ドリンクもセットになった超お得メニューです。

このほか、女性にうれしい「レディースランチ」（900円）もあり。

そして何と言っても注目すべきは「ランチコース」。

1. 前菜
2. サラダ
3. 本日のパスタ
4. 本日のメイン
5. デザート
6. パン
7. ドリンク

これらが付いてお値段1500円！破格！

（ちなみに、東京でやっていた時はもっと安かったらしく、当時は行列もしばしばだったそう）

この日の前菜は、レバーペーストのカナッペ、ドライフルーツとクリームチーズ、真鯛のマリネ、生ハムメロン、低温調理のハーブチキン。

それぞれに異なる味、食感、香りを楽しめる格別のひと皿に。

メインは鴨肉のロースト～オレンジソースがけ～。オレンジソースの爽やかな酸味と鴨肉のほのかな甘みが絶妙のバランス！

パスタは明太子とバターの和風パスタ。パスタはほど良くボリューム調整されていて、サックリいただけました。

デザートはプリンアラモード。キャラメリゼしたクレームブリュレで口の中もスッキリ。余韻が心地いい～♪

さらにこれに、サラダやドリンク、パンもセット。身も心も満タンになりますよ！

2023年１月にオープンしたばかりの『カジュアルダイニング38』。

「お客さんがどう思うか」を重要視するシェフだけに、リピーターさんを飽きさせないためにも、今後は地域の特産品などを取り入れた料理が登場するかもしれません！

今回はランチの取材でしたが、もちろんディナータイムも必見です。単品で注文できる一品メニューからご飯もの、トラッドなディナーコースまで。

コースは2000円～予算に応じてカスタム可能とのこと。サクッとランチ使いもいいですが、たまの記念日にコースをお願いするのも良さそうですよ。ぜひ！

カジュアルダイニング38

カジュアルダイニングミヤ
電 話：080-3595-3840
住 所：島根県江津市都野津町2323-2 [MAP]
営 業：11:30〜14:30（OS14:00）,17:00〜22:00（OS21:30）
休 み：月曜、第3火曜
駐 車：あり
情 報：Instagram　LINE