乾燥対策して健康キープ。重要ポイントは「口・唾液」と「水分補給」の仕方
乾燥する秋・冬。きっちり対策して健康に過ごしましょう
Ryoko'sボディメイクコラムvol.79
みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!
11月になり乾燥が気になる季節。
喉が乾燥して風邪をひく人もいると思います。免疫が低下した状態で口を開けて寝ると、菌をやっつけることができず風邪になる要因に。体の免疫状態は腸内環境も影響するため、乾燥対策と腸内環境がどうあるかで、風邪をひくかどうかなど体調に関わります。
口腔内には、腸内環境と同じように細菌叢(そう)があり、善玉菌・悪玉菌・日和見菌がバランスを取っています。
腸内では、細菌が血管に入ったとしても、血液の流れから肝臓で無毒化できます。しかし、口腔内はそのような血液の流れがないため、細菌が入ってきたら血液で無毒化できません。
その代わりにあるのが「唾液」。
唾液は自浄作用・抗菌作用・有害物質の排除、無毒化・粘膜保護や修復作用・消化を助けるといった働きがあります。
乾燥で喉や鼻から風邪をひくことは、唾液の分泌量が少なく、口腔内の悪玉菌の増殖と、歯肉や喉の粘膜が荒れやすくなっているところへ、細菌がくっついて風邪症状を起こしている可能性も。
唾液の分泌量をしっかり確保してあげることが必要です。
11月は、季節的にも唾液の分泌量が低下する時期。水分摂取・唾液の分泌を促すほほや舌下のマッサージ、口腔内の清潔維持を心がけ、乾燥による風邪を予防し、風邪シーズンを乗り越えましょう!
今から始められる乾燥対策!
水分摂取
汗をかくことが少なくなりますが、毎日発汗や排泄で水分は奪われています。成人1日1.5リットルの水分摂取を目指しましょう。
舌下のマッサージ
顎の下(二重顎になりやすい部分)に、「舌下腺」という唾液の出る場所があります。3秒押す×3セット、親指で軽く押さえるようにしましょう。
口腔内の清潔
甘いもの、タンパク質は悪玉菌のエサになります。歯磨きやうがいをして、口腔内がさっぱりしている状態を心がけましょう。
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この記事を書いた人
Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士
スプリット前谷さん
鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!
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