饅頭にトマトに岩ガキまで!?松江市『大根島醸造所』の個性派クラフトビールは要チェック
地元の隠れた良品をクラフトビールに!小さな島の小さなブルワリー『大根島醸造所』
島根県東部・中海に浮かぶ「大根島」。牡丹の花で有名な小さな島です。
そんな小さな島のお隣・江島に、小さなクラフトビールのブルワリーがあります。その名は『大根島醸造所』。
地域の知る人ぞ知る良品を、クラフトビールとして世に繰り出す注目のブルワリーなんですよ!
『大根島醸造所』の場所とアクセス
『大根島醸造所』があるのは松江市八束町江島。かの有名な「ベタ踏み坂」こと江島大橋のすぐそば、『ファミリーマート江島大橋店』の敷地内です。島根・鳥取の県境付近で、両県からのアクセスも便利な立地です。
営業時間は9時~17時、定休日は、月曜と日曜・祝日、大型連休です。
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あの山陰銘菓がビールに!地元特産品を活かした個性豊かなクラフトビールがずらり
『大根島醸造所』は、2020年オープンの比較的新しいブルワリー。
小規模ながら、開業から約1年で開発・販売したビールはなんと24銘柄!店内にずらりと並んだボトルは圧巻です。
『大根島醸造所』のクラフトビールは、地元の農産物を活用した様々な銘柄をラインナップ。どれもオリジナリティあふれるフレーバーで、地元の人にもあまり知られていないような素材も多用しているんですよ。
例えば、松江市島根町の岩ガキ、美保関町のみかん、鹿島町のトマトなど。知名度こそ低いものの、素材としては一級品な地域食材を積極的に使用し、ここでしか味わえないクラフトビールに仕上げています。
その中には規格外品として処分される予定だったものも多く、現在のサステナブル志向の風潮にマッチしていますよね。
特に最近、地元銘菓のまんじゅう入りビールを開発した際は、各方面で大きく話題になりました。
それがコチラ「どじょう掬いまんじゅうエール」。フルーティーさとスパイシーさを兼ね備えていて、さっぱり系の肉料理や魚料理に合うんだそうです。
どんな味なのかめっちゃ気になる!もちろん「どじょう掬いまんじゅう」と合わせて飲んでも間違いないでしょう!
ユニークで話題性あり。ラベル的にも島根土産として最高なんじゃない?
この他、すぐそばにある人気スポット「ベタ踏み坂」(=フルスロットル)にちなんだ「FULL THROTTLE IPA」や、国鉄カラーの特急列車「やくも」をイメージした「YAKUMO クラフトビール」などもお土産やギフトにもってこい。
ほかにも、松江産の安納芋やイチジク、カボチャなど、地元農産物品を使ったユニークなクラフトビールを多数ラインナップ。どんな味か想像できないものもあって、とりあえず全部試してみたくなる!
いわゆる“訳アリ”な素材を個性的なクラフトビールに仕立て上げたのが代表を務める門脇さん。
元々、地域の特産物を使ったアイスや日本酒を販売していた方で、次なる一手として目を付けたのが、少量多品種を醸造できるマイクロブルワリーだった、というわけ。
名プロデューサーが手掛けた個性あふれる『大根島醸造所』の商品は、JR松江駅構内『シャミネ松江』などでも購入可能ですよ。
リキュールや、品評会で賞を獲ったどぶろくも人気!
『大根島醸造所』ではクラフトビールだけじゃなく、リキュールやどぶろくも製造。
中でも「どぶろく」は全国的な品評会で優秀賞を受賞した自慢の逸品。冬の販売時には早々に売り切れることもあるほど人気商品となっています。
門脇さんいわく「まだまだ副原料のストックはあります」とのこと。
今後も島根県産の素材を用いた、アッと驚くような意外性のあるビールが続々リリースされていくんでしょうかね。次はどんな味わいのクラフトビールが誕生するのか注目です!
《島根県内のクラフトビール特集も参考に!》
地域密着型ブルワリー8選!お土産にも最適な島根のクラフトビール|しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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