2022年６月１日、奥出雲町にオープンした『ダイズモ OMIZUMO おくいずも（大豆も お水も 奥出雲）』。

こちらは、奥出雲町で長年、豆腐屋を営んでいる『奥出雲とうふ・いしだ』が、事業所の移転に合わせて新設した直売施設兼体験工房です。

ここでは、豆腐などの大豆製品をはじめ、豆乳スムージーやジェラートなども購入可能。

そして、注目を集めているのは「ゆばすくい体験」や出張体験の「とうふづくり体験」。ゆばや豆腐を自分で作って食べられるんです！

「ゆばすくい体験」と「とうふづくり体験」は、『奥出雲とうふ・いしだ』社長・石田さんの「できたてを味わってもらいたい。そして、体験を通して大豆製品のことをもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いからスタート。

「ゆばすくい体験」は、ゆばを自分ですくって食べる体験。石田社長が丁寧に説明してくれますよ。

やり方はとっても簡単で、熱した豆乳の上にできる薄い膜（ゆば）を専用の棒でひとすくい。そして、箸で寄せるようにして皿に乗せて食べるだけ。シンプルですが、時間を忘れて楽しめます。

慣れないうちは、ゆばが薄くて途中でちぎれたり、周りにゆばがくっついてうまくすくえなかったり意外と難しい！けど、何回もやっていくとコツが分かってきて夢中に。

上手にすくえたら、まずはそのまま食べてみましょう。できたてのゆばは濃厚かつクリーミーで、調味料をつけなくてもおいしい！

ゆばそのものの味を楽しんだら、次は調味料をつけて味わってみて。体験では地元の『森田醬油店』と『井上醤油店』の醤油のほか、様々な調味料をラインナップ。味を変えながら、好きなだけゆばを楽しめますよ。

スタッフにコツを教えてもらいながら行う「とうふづくり体験」。

普段、みなさんが食べている豆腐の作り方を学ぶことで、豆腐がもっと身近に感じられるようになるかも！

できた豆腐はその場で食べてもよし。また、持ち帰りができるので、朝食のみそ汁に作った豆腐を入れてみて。

「ゆばすくい体験」は『ダイズモ OMIZUMO おくいずも』でのみ実施していて、８名まで参加OK。

一方「とうふづくり体験」は『ダイズモ OMIZUMO おくいずも』以外の場所でも体験可能で、30名まで同時に体験できます。

料金はどちらも1人当たり1650円で所要時間は50分。

お申込み・お問合せは奥出雲町観光協会（電話：0854-54-2260）まで。

★とうふづくり体験申込ページ

★ゆばすくい体験申込ページ

★ゆばすくい体験を含んだツアー申込ページ

そんな体験が楽しい『ダイズモ OMIZUMO おくいずも』ですが、ここで直売されている大豆製品は原料と製法にこだわりが。

安心・安全を第一に考え、原料の大豆は全て国産。現在は島根県産と富山県産の大豆を中心に使用しています。また、にがりは天然のもの、水は地下水を使用するなど、できるだけ自然のものを使うよう心掛けているとのこと。

さらに、「寄せ（凝固作業）」の工程では機械を使わず、昔ながらの「手寄せ製法」で丁寧に心を込めて豆腐を作っています。

豆腐のほかにも、ゆば、おから、油揚げなどを販売中。どれも大豆の味がしっかりしていておいしい！

そのままでもいいですし、奥出雲とうふ・いしだHPに記載されているレシピを参考に調理してみるのもいいですよ！

また、豆乳スムージーとジェラートにも注目！

これらは豆乳、てんさい糖と野菜・果物だけで作られており、香料・人工甘味料不添加で体にやさしいスイーツです。

スムージーは甘さ控えめで、お腹が満たされるので小腹が空いたときにピッタリ。ジェラートはとっても甘くて食後のデザートにいいかも！

2022年10月現在、スムージーは12種類、ジェラートは５種類販売中。価格はどちらも360円ですが、平日限定で18歳以下の方は260円で購入できますよ。

大豆製品づくり体験ができて、おいしい大豆製品やスムージー・ジェラートを買うことのできる『ダイズモ OMIZUMO おくいずも』。

皆さんぜひ一度来てみてください！お帰りの際は、とうふのご購入をお忘れなく。

ダイズモ OMIZUMO おくいずも（奥出雲とうふ・いしだ）

ダイズモ オミズモ オクイズモ（オクイズモトウフ・イシダ）
電 話：0854-52-0174
住 所：島根県仁多郡奥出雲町稲原32-6 [MAP]
営 業：11：00～17：00
休 み：なし
駐 車：あり
情 報：HP　Instagram