オンリーワンの贈り物選びに。松江生まれのクラフトが並ぶ『いろは舎』
作り手と使い手をつなぐ。松江市のセレクトショップ『いろは舎』でお気に入り探し
今回は松江市大庭町の『出雲かんべの里』工芸館内にあるセレクトショップ『いろは舎』を紹介します。
“作り手の思いと使い手を繋げたい”をテーマに、松江在住の作家を中心に様々なクラフト作品を揃えています。
『いろは舎』店名の由来
「地元クラフト作品の「い・ろ・は」が詰まったお店にしたい」との思いから『いろは舎』と名付けられました。
『いろは舎』の場所、駐車場
住所は島根県松江市大庭町1614(『出雲かんべの里』工芸館2階)。
営業時間は10:00~16:30で火曜定休。駐車場あり。公式インスタグラムはコチラ
匠による作品がずらり
店内には、暮らしの中で気軽に楽しめるものから贈り物にしたいアイテムまで、約30名のつくり手による作品が並んでいます。
陶器類をはじめガラス、アクセサリー、民藝紙など様々な作品は、どれも手に取ってみたくなるものばかり。
松江エリアを中心に「西持田窯」「雲舟窯(雲遊工房)」ほか、東出雲町に工房を構える「鳴窯」や「意東窯」、「いまみや工房」など。
百貨店などの出店イベントでよく見かける窯元さん、“初めて知る”窯元さん。地元の魅力を新たに知るきっかけがたくさん詰まっています。
こちらは松江市東出雲町に築窯している安部宏さん「意東窯」の作品。
急須や煎茶茶碗、器など、買い揃えたくなるほどの豊富なラインナップ。一見シンプルなんだけど、そのナチュラルさに惹かれる唯一無二な存在感があります。
食卓に並べると、いっそう食事時間が有意義なものになりそう♪
作品のそばには写真付きのプロフィールがあり、作り手の雰囲気などがわかる紹介の工夫もステキですよね。
作り手ごとの世界観を見て知って、さらに興味がわく!
様々な作品が並ぶなか、独特の存在感を放っていたのがこちら。
島根に古くから伝わる八雲塗りの技法を用いて漆工芸品を制作している漆工芸絵師・武田純さんによる「八雲びいどろ」。
うまく説明できないんですけど・・・
独特な世界観が詰まっていて、とってもカッコイイ!
漆(うるし)を何層にも重ねて作られる「八雲びいどろ」。内側から見る色と表面の色が違うのも、おもしろいポイント。
さらにこちらは新作のゴブレット(足付きグラス)↓
武田さんの作品はこれまで“単色”のものが多かったらしいですが、最近は漆のグラデーションにチャレンジされているとか!
元々は絵師だった武田さん。惚れ惚れしてしまう素晴らしい絵柄は、見るものすべてを魅了します。
また、「使っていくうちに中の漆が剥げないか?」と心配されるお客さんもいるみたいですが、漆は外側だけに塗られているので大丈夫とのこと。
経年変化を楽しめるのも漆の良さなので、色の変化を楽しみながら長年愛用できるはず!
使う時のことを想像しながら作品を眺める
「食器棚のここに置こうかな」とか、「この器にはこんな料理が合うかな?」とか。使っているところを想像しながら眺めるのも楽しい時間。
長く愛用したいものこそ時間をかけて決めたいですよね。贈り物にもピッタリです!
入口付近には「出雲民藝紙」コーナー。
雲南市大東町の「加藤完一商店」のニット帽。綿花の栽培から行っているんだそうです。
インスタグラムをチェック♪
『いろは舎』のインスタグラムではいろいろな窯元の作品を紹介しています。
ウインドウショッピングを楽しんでいる気分になれますよ♪ ぜひ!
【おまけ】『出雲かんべの里』では曜日ごとに様々な食事も
かんべ茶屋内
【水・木曜】 「ビーガンレストラン WUNDERBAR」
動物性食品を使わないビーガン料理が味わえます。
【金~日曜、祝日】 「かんべ茶屋」
金曜日は丼もの、土日祝は旬を味わえる田舎定食や出雲そばを提供しています。
【毎月の最終金曜】 「野菜の味 こころ」
野菜中心のヘルシーランチが月1で登場。
工芸館内
【月・木・金・日曜】「丘の上珈琲」
昨年新しく仲間入りしたコーヒー店。工芸館2階のコミュニケーションホールで営業中。
※イベントなどにより営業状態が変わる場合もあります
同じ場所でも曜日によっていろんな食事が楽しめるのはうれしいですね(^^)
詳しくは『出雲かんべの里カフェページ』を確認ください。
いろは舎
イロハシャ
電 話:0852-28-0040(出雲かんべの里)
住 所:島根県松江市大庭町1614 [MAP]
営 業:10:00~16:30
休 み:火曜
駐 車:あり
情 報:Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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