片付けが苦手な人の共通「口ぐせ」。その言葉、できない原因かも【おかたづけ“エバラPOINT”vol.36】
お片付けのプロは知っている!片付けベタさんの口ぐせパターン
みなさん、こんにちは!倉吉市在住の整理収納アドバイザー・エバラです!
苦手な事をしないといけないと思うほど、気乗りはしないもの。ついできない言い訳を探してしまいがち・・・。
そこで今回は、お片付けの現場で「片付けベタさん」がかなりの確率で使う口ぐせをご紹介します。
自分のクセを知り、意識するだけでお家は大きく変わります。意外とその言い訳が、片付けられない原因になってしまっていることもあるんですよ。
片付けベタさんの口ぐせ:「とりあえず・・・」
まずひとつ言えるのは、片付けベタさんは片付ける事に対して、強い苦手意識を持っているケースが多いです。
人間、苦手な事はなるべくやりたくないもの。“とりあえず”ここに置いておく、“とりあえず”ここに入れておく。
そうやって片づけた気になってしまっていませんか。実はそれ、ただ単に「モノを移動させた」だけ。モノを移動する事と、片付けることがイコールになってしまっているんです。
「とりあえず」でモノを移動させてしまうと、かなりの確率で置いたままに・・・。そうやって「とりあえず」が溜まっていくと、何がどこにあるのか分からなくなってしまうので要注意です。
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片付けベタさんの口ぐせ:「休みの日に・・・」
「忙しいから休みの日にまとめて片付けよう!」と、お片付けを先送りにしていませんか?
毎日時間に追われ、みなさん忙しいですよね!そんな忙しいみなさんにはせめて休日ぐらい、リラックスする時間を過ごしてほしいなあ~と思います。それなのにせっかくの休日に苦手な片付け三昧なんて・・・。
せっかくの休日に長時間片付ける体力や、精神力なんてないわけです。忙しいからこそ「その日のうちに」が肝心。
1日10分片付けるのと、1週間分休日にまとめて70分片付けるのどっちが楽ですか?
その日のうちの「ちょこっと後片付け」を心がけ、休みの日にまとめてする「まとめて片付け」をやめてみませんか。その方がサスティナブルですよね。
片付けベタさんの口ぐせ:「また今度・・・」
お片付けに限らず「また今度ね~」と言いながら、後回しにしている事ありませんか?
「また」はいつ頃の事なのか・・・。すぐ答えられる人は中々いないですよね。せめて、大まかにでも構わないので、1週間以内とか、3月までにとか、目安となる時間を決めてみませんか。
「また今度」と言っている人に、「また」はない率が高い気がします。
「問題の先送り」によって、お片付けがたまり、上手くいかない。そしてまた先送り・・・。負のループから抜け出すためには、口から発する言葉に気を付けながら、「目についた時にする」ことを心がけてみてください。
まずは今回ピックアップした、片づけベタさんの口ぐせ3つを意識して、「言わない」ことから始めてみましょう。まずは半歩、前に進んでみませんか?
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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