出雲市大津町のとある住宅地。夕方になると学生の声が聞こえてきそうな団地の一角に、昨年オープンしたカフェがあります。

コバルトブルーのペンキで塗られた外装が目印。

“夜カフェをやりたい”という思いを実現させた、女性店主が営むカフェ『Emil（エミル）』にお邪魔してきました！

『Emil（エミル）』のお店があるのは島根県出雲市大津町2077-8。駐車場はお店の裏側に３台分完備しています。

営業時間は14:00～21:00ですが、日曜のみ11:00～17:00。定休日は月・火曜。

扉を開けると「こんにちは～」と明るい声とともに、やわらかい笑顔がステキな店主がお出迎え。

奥に広い店の中は、手前のカウンターに５席、奥にテーブル席を２つ用意しています。

お店のテーマカラーでもある「青」は、藍色っぽい落ち着いた色合い。お店の雰囲気とバッチリ合ってて心地良さも抜群です。インテリアや店内の色使いがとってもオシャレ！

店主にカフェを始めたきっかけを伺ってみました。すると「夜カフェをやりたかった！」との返答が。

仕事終わって、あとは帰るだけでも、まだちょっと元気あるからどこか寄れるお店ないかな～？って思った経験ありませんか？

店主もその一人。私も過去何度も経験があるので、店主の思いにメチャクチャ共感しました！

元々、会社に勤めていた店主さん。当時から漠然と「いつか自分のお店を！」との思いはあったそう。

日ごろから、仕事終わりにサクッとコーヒー飲んで帰りたい、カフェでひと息つきたいと思う時、気軽に立ち寄れるカフェが少ないな～と感じていて、いつしか「夜カフェをやりたい」と思うように。

『Emil』が開業に向けて動き出したのは2021年の１月頃。

いろんなタイミングが合わさり、決断してから１年も経たないうちにスムーズに物事が進み、2021年11月にカフェをオープンさせました。

理容室が閉まってから空き家だった建物に再び光が灯り、『Emil』は近所の中でもウワサに！

オープンしてからお店が開く14時～21時の時間帯には、フラッと一人で入って来られる人や、近所のママさん。きっと家事の合間に、ひと休みしに来られたんでしょうね♪

店主が「中学生の男の子が一人で来てくれたこともあったんですよ！」とうれしそうに話してくださいました。開業前の店主と同じ思いをしたようなお客さんもいて、お客さんは癒しの時間を過ごせてるんだろうな～と想像（⌒-⌒）

「自分の時間をゆっくり過ごしてほしい」との店主の願いは、お店の雰囲気づくりだけでなく、ちょっとしたサービスにも表れています。

この時期、足は冷え込むし、夜はぐっと寒くなりますよね。お店の隅っこにはフワフワのひざ掛けを用意。

一人で来たお客さんが、手持無沙汰にならないよう本が置かれています。

子ども向けの本は、小さなお子さん連れのお客さんにはありがたいですよね。

あとお気づきの方もいるかもですが、店内には店主が生けたお花がいっぱい！ 松江の人気花屋『ランパルフェ』が出雲市内に出張販売をしに来られた際、購入されているそう。

定期的に入れ替わるお花たちはどれも可愛い。この花たちを眺めているだけで、癒されます♪

そんな癒しの店内では、手作りのお菓子やケーキと一緒に、こだわりのコーヒー、紅茶をどうぞ。

ショーケースには全粒粉のスコーンが２種類。

ベイクドチーズケーキやブラウニー、パウンドケーキなどのケーキも手作りしています。

納得するまで試作を重ねたメニューの数々。カフェでの調理経験もあるので、料理の腕前も確かですよ♪

この日は「ベイクドチーズケーキ」のハーフサイズにスコーン１個、ノンカフェインの「デカフェ珈琲」をいただきました。

ちょっとずつ食べたい方にケーキのハーフサイズを用意しています。「夜カフェ」らしくノンカフェインのコーヒーがあるのも店主のセンスを感じる！

りんごジュースもあります♪

スコーンはサクッ&ほろっと理想の食感。このセットにバニラアイスのトッピングも可。

一回お店に入ると、「いいカフェ見つけちゃった～！」ってニヤニヤしちゃう隠れ家カフェ。

誰かと来るのもいいけれど一度一人で訪れてみませんか？ スイーツに花に素敵なインテリアに、会話がなくても癒される空間がここにあります。

窓際のネコも外の様子を伺いながら、「ひと休みしていきません？」って語り掛けてるようにも見えました。

Emil

エミル
電 話：070-8907-6291
住 所：島根県出雲市大津町2077-8 [MAP]
営 業：14:00～21:00、日曜11:00～17:00
休 み：月・火曜
駐 車：３台（店裏にあり）
情 報：Instagram