採れたて新鮮野菜のビュッフェ!津和野町の里山レストラン『糧』でみずみずしいランチ
津和野の暮らしを体験できるカフェレストラン『糧』
こんにちは。年々健康でいることの大切さを身に染みている、山陰のタウン情報誌ラズダ編集部のあつきちです。
みなさんは健康のために何かしていますか?
健康と聞くと、「睡眠時間をたくさんとる」とか「運動をする」など、いろいろありますよね。私は中でも「食」の面で健康に気を遣っています。毎日の食事が体を作りますからね~、健康でいるには基本!
改めて健康について考えさせてくれ、「ステキ!」、「また行きたい!」と思うお店に出合ったので、紹介したいと思います。
「医食同源」にもとづく食事を提供
今回紹介するのは島根県鹿足郡津和野町の山あいにあるレストラン『糧(かて)』。
「医食同源」の考えにもとづき、体の中からキレイになれる食事を提供しています。
『糧』がある建物は元々、『畑迫病院』という病院だったもの。レトロな雰囲気があって惹かれました。
明治25年に創設された『畑迫病院』。そこは、畑迫村の実業家・堀礼造氏によって創設された私立病院で、92年間も続いた地元に根差した病院でした。
昭和59年に閉館しましたが、2016年に『旧畑迫病院』として開館。その時に『糧』も同時にオープン。
『糧』の場所・アクセス
城下町として栄えた津和野町は「山陰の小京都」とも呼ばれ、メインストリート・殿町通りには白壁や石畳がずらり。ちょっと歩いただけで、当時の歴史や文化を感じられます。
『糧』がある場所は、殿町通りから少し離れた島根県鹿足郡津和野町邑輝829-1 [MAP]。紅葉の名所『堀庭園』からすぐ近く。
『糧』のランチメニューは曜日によって変わります
『旧畑迫病院』の見学には入館料が必要です。[詳細はコチラから]
昭和初期の様子を再現した診療室や待合室、実際に使われていた医療器具などの展示、貴重な資料を見られますよ♪
建物入って左側が『糧』、右側が旧畑迫病院の展示スペースになっています。
病院だった当時の長い廊下などを活用したステキ空間!
『糧』では11時~14時がランチタイム。
メニューは曜日によって変わり、今回私が伺ったのは土曜日。その時のラインナップは、
「津和野野菜の一皿盛りビュッフェ」
(1000円)
「週替わりの気まぐれスパイスカレー」
(1000円)
ビュッフェ+ミニカレーセット
(1300円)
の3つ!(上記は土日祝限定メニュー)
木・金曜は「野菜ソムリエ谷口さんの自家菜園ランチ」(1100円)を提供しているそうですよ。
シャキシャキ野菜を食べてお腹も心も満タン!
「これ、ぜ~んぶ津和野で採れた野菜です!」
女性店主さんの元気いっぱいのひと言が印象的でした。ビュッフェ用にカウンターに並べられた色とりどりのおいしそうな津和野野菜!
人参やジャガイモ、チンゲン菜、カブ、ブロッコリー、おから、大豆ミート、キャベツ、りんごなどの食材がずらり。食材が記された紙には、その食材の栄養成分のほかに「カゼ予防」や「疲労回復」といった、体への効果が手書きされていました。
お皿に取っていいのは1回限り!
「全種類食べたい方が多くて、みなさん上手に盛り付けられますよ~。」という店主のお言葉に甘えて、
遠慮なくお皿いっぱい取らせていただきました!
「盛り付け」の概念はどこへ消えたんでしょう・・・。健康への欲があふれにあふれまくっています。
採れたての野菜をそのまま食べてるかのような新鮮さ。野菜は全部シャキシャキで、よく噛むことも健康に繋がりますよね!
ご飯にのっているのは鰹節のふりかけ。ぶなしめじのすまし汁は、ダシが効いたスープが体に染み渡る~。食欲をそそる春菊の香りも良し。
スパイスカレーも美味でした。
調理してあるもののほか、蒸し野菜は自家製ドレッシング3種でいただきます。
どれもおいしくて、特に人参ドレッシングは「販売してください!」って言っちゃうレベルのおいしさ。
そのほかライフイベント、ブックコーナー、量り売り販売など
『糧』スペースの一角にはブックコーナーも。食に関する様々な本がたくさん置いてあって興味津々!
津和野町のお茶「まめ茶」や調味料の販売、スパイスの量り売りなどもしています。
また、『糧』ではカフェのほかに、食べること、暮らすこと、生きていくことに関するイベントを定期的に開催。
過去のイベントでは、季節の野菜を上手に活用できるようになる野菜ソムリエの料理教室、身体の整え方を学べる整体師による出張施術など。
津和野のおいしい野菜を味わいに来るだけでも充分満足できるうえに、自分の食を見直すきっかけにもなるかもしれません。
ぜひ津和野町観光と合わせて行ってみてください!
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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