雲南市木次町に鎮まる『來次(きすき)神社』。出雲国風土記にも記された古社へ

編集部いしやん
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摂社・末社もずらり。山腹に鎮まる木次町の『來次神社』

こんにちは。山陰のタウン情報誌ラズダ編集部のいしやんです。

1月と言えば初詣。みなさんは行かれましたか?

有名・人気の神社もいいけれど、個人的にはひっそりと鎮まるその土地の神社が好きです。というこで今回は、雲南市木次町にある『來次(きすき)神社』をご紹介。規模が大きかったり、授与品が多彩だったりするわけではないですが、木次町とともに歴史を歩んできた古社です。

木次町にある『來次神社』。漢字は微妙に違えど、きっと読み方からして、木次町を語るうえで外せないスポットのハズ!

『來次神社』の場所・駐車場

『來次(きすき)神社』はその名の通り、雲南市木次町にあります。木次町の中心部からさほど遠くない場所、霞龍山(かりょうざん)の山腹に位置。

駐車場と呼べるかは微妙ですが、最初の鳥居の手前に、車をとめられそうな広めのスペースがあります。

金屋子神社に天満宮も。長い階段の上に、摂社・末社もずらりとお待ちかね

入り口前のスペースに車をとめ、いざ『來次神社』の境内へ。

そり立つ木々の真ん中に石段。霞龍山(かりょうざん)の山腹にあるため、やや傾斜はきつめ。歩きやすい靴での来訪がベターですね。

門をくぐると、石畳が延び、その先に拝殿。

真新しいしめ縄。石畳や道中の石段もそうでしたが、境内の各所はキレイにしてあって、日ごろから地域の人によって大切にされていることが分かります。

境内に設置された案内板によると、『來次神社』は創建年代こそ不明なものの、1300年以上前にまとめられた出雲国風土記に「支須支社(きすきしゃ)」と記されるほど歴史ある社。

ご祭神は大巳貴命(オオナムチノミコト=大国主命)、武御雷命(タケミカヅチノミコト)、それに誉田別尊(ホンダワケノミコト)が合祀されています。

『來次神社』は元々、現在地から西へ約100mの場所にあったそうですが、現在は八幡宮と合祀されています。

『來次神社』の境内には摂社・末社も複数祀られています。

こちらは鍛冶や鉄の神様としても知られる「金屋子神社」。たたら製鉄で栄えた歴史がある街ということも関係していそう。

ちなみに「金屋子神社」の総本山は安来市にあります。

そのほかにも、「釼御崎神社」、「幸神社」、「若宮神社」などなど。いろいろな神様にご挨拶できるのもいいですね~。

こちらは「天満宮」。学問の神様・菅原道真公を祀るお社。これから受験や進級・進学といったシーズンにもなりますし、家族や知人に該当する人がいるならぜひお参りしておきたい場所!

フラッと寄ってみた『來次神社』。山腹の杉林に囲まれたお社は、特別感はなくとも、歴史の深さをそこかしこで感じられる厳かな雰囲気満点の場所。

摂社・末社も複数ある八幡宮でもありますし、初詣に全然行けてない人がいたら、こちらへお参りしておくのも一策かも。何より石段のてっぺんでする深呼吸がメチャクチャ気持ちいいですよ~!

來次神社(木次神社)

キスキジンジャ
住 所:島根県雲南市木次町木次782 [MAP]
駐 車:とめられそうなスペースあり

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タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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