[GREENable HIRUZEN]建築家・隈研吾氏が設計監修した蒜山高原の新拠点がオープン

編集部いしやん
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蒜山高原に新たなランドマーク『GREENable HIRUZEN』が誕生!

山陰のお隣、岡山県真庭市に新ランドマーク『GREENable HIRUZEN(グリーナブルヒルゼン)』がオープン。「持続可能な人の営みを、自然の中で考える。」をテーマに、国立公園・蒜山高原の豊かな自然の中で、誰もがサステナブルの価値を身近に体感できる観光文化発信拠点施設です。

中央には、建築家・隈研吾氏が設計監修した施設の象徴となるCLTパビリオン『風の葉』があります。そのほか、ミュージアムやストア、アクティビティを通じて、楽しみながら持続可能な暮らしを体感できるんですよ!

『GREENable(グリーナブル)』は、自然や緑を意味する「GREEN」と、持続可能を意味する「Sustainable(サステナブル)」を掛け合わせた造語。「既に進んでしまった環境破壊や気候変動は、みんなで取り組めば、地球本来の豊かな自然(GREEN)に戻すことができる(able)」という願いが込められています。

モノに無理やり付加価値をつけてブランド化するのではなく、人と自然環境にとって持続可能な開発を探求し、地域振興に関する思想や取り組みを表すため、「コミュニティ・ブランド」という名称を使用しています。

今回は山陰の方にとっても身近なエリア・蒜山高原にできた新施設の見どころを、まるっとご紹介していきま~す!

【見どころ1】施設の中心となるCLTパビリオン

真庭市の木材で作られたCLT(直交集成板)を使用した、東京・晴海に建設された隈研吾氏設計監修の『CLT PARK HARUMI』が、真庭市蒜山高原に移築されました。

「木の葉をイメージし、空へ向かって舞い上がるように建てられたパビリオン棟を、自然の近さや風通しの良さなどのテーマ性が感じられ、真庭の豊かな自然環境や歴史性、優しさが発信でき、末永く多くの人々に愛されるように。」という思いが込められた建物は、『風の葉』と愛称が付けられ、人々に親しまれています。

このパビリオンは、「コンクリートで箱をつくる」という20世紀の建築とは真逆の発想から生まれたもの。自然との一体化、自然との共生をテーマに、「どうやったら自然の中に人が戻ることができるか」を考えて造られたそう。

外観は木の葉をイメージした形状のパネルが、スパイラル状に空に向かって舞い上がるようなイメージでデザイン。CLTのパネルとパネルの間にわずかな隙間を作って風が通るようにしてあり、建物の中にいながら自然を感じられます。

【見どころ2】資料と現代アートを展示する『蒜山ミュージアム』

人と自然の共存が体感できる文化・芸術がテーマの『蒜山ミュージアム』

隈研吾氏の建築模型などと、現在活躍中のアーティストたちによる現代美術の展示を中心に、地域・自然・教育など様々なモノと繋がりながら活動を展開。

建物の内部にも木がふんだんに使用され、まるで森の中にいるかのような気分でリフレッシュできます♪

【見どころ3】観光情報発信と商品やサービスの提供を行う『ビジターセンター・ショップ』

こちらのショップでは、『GREENable HIRUZEN』のコンセプトに共感する世界中の企業と連携し、誰でも気軽に生活に取り入れられる「持続可能なライフスタイル」を提案しています。

食品をはじめ、衣類や生活雑貨、化粧品などいろいろなアイテムが並びます。メインパビリオン『風の葉』をモチーフにしたTシャツもオシャレ~。

【見どころ4】蒜山の自然を感じられる体験メニューが揃う『サイクリングセンター』

ここでは、真庭市や蒜山高原の自然や文化資源を生かしたアクティビティを体験できます。

季節に応じた自然体験はもちろん、これまで行ってきた環境保全活動や自然保護活動を、「楽しめるアクティビティメニュー」として提供しているんです。

山陰のお隣にあり、私たちにとっても身近なお出かけエリアでもある蒜山高原。外からふらっと眺めるだけでも、雰囲気を充分に味わえるので、近くに行った際は立ち寄ってみてください!

GREENable HIRUZEN

グリーナブルヒルゼン
電 話:0867-45-0750
住 所:岡山県真庭市蒜山上福田1205-220 [MAP]
営 業:【ミュージアム】9:00~17:00(最終入館16:45)
休 み:【ミュージアム】水曜(祝日の場合翌日)
駐 車:あり
情 報:HP Twitter Instagram

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タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部スタッフ。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
「日刊webラズダ」では編集デスクを務めています(ただの机です)。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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