冷やすだけじゃない!保冷剤の意外な再利用方法4選。捨てる前に知っておきたい生活の知恵【おかたづけ“エバラPOINT”vol.28】
溜まりがちな「保冷剤」。実は超有能な隠れた便利グッズなんです!
みなさんこんにちは。倉吉市在住の整理収納アドバイザー・エバラです!
今回のお片づけテーマは、冷蔵庫に溜まりがちな「保冷剤」。
冷たい食材やスイーツを購入した時に持ち歩きに付いてくる保冷剤。保冷剤の成分は、水と高吸収性ポリマーで、市販の赤ちゃんの紙おむつなどにも使われている素材ってご存じでしたか?
これから気温が高くなってくると欠かせないアイテムですよね。でも、もらう数も増えてきて、いつか使うだろうと気が付けば冷凍庫を占拠し過剰に眠っていませんか?
実はとっても万能な保冷剤。そのポテンシャルを活かした、オススメの保冷剤再利用術をいくつかご紹介します!
【保冷材の再利用No.1】お弁当や食材をより効果的に冷やす※コツがあります!
これから気温がグングン高くなってきます。そうなってくると気になるのがお弁当。すでにやっている人も多いと思いますが、夏場のお弁当の保冷にも保冷剤がオススメ。
より効果的に使うためのポイントは、冷気は下に行く性質があるため、食材やお弁当のフタの上に置くだけではなく、さらに下にも保冷剤を入れてサンドウイッチスタイルで保冷すれば、より菌の繁殖を抑えることができます。
【保冷材の再利用No.2】虫よけ、消臭芳香剤に大変身
保冷剤に使われている「高吸収ポリマー」は、臭いを吸収してくれる性質も持ち合わせています。なので、使わなくなった保冷剤の中身を、空き瓶やお気に入りの器に入れて置くだけで、消臭剤の役割を果たしてくれるんです!
さらにその中にお気に入りのアロマオイルを2~3滴入れて、かき混ぜればオリジナルの芳香剤にも。
トイレには消臭効果のあるユーカリやペパーミントや、空気を爽やかにしてくれるレモンやグレープフルーツの香り。また、レモングラス、ユーカリなどを使えば、虫除け効果のある芳香剤を作ることもできますよ♪
【保冷材の再利用No.3】保冷剤を温めてカイロやホットマスクに
冷凍した保冷剤を人肌よりやや高いくらいの40~45℃のお湯に、2~3分ほど入れて温めるとホットパックとしても活用できます。
適度に柔らかいので、収まりのよいアイマスクとしてオススメです。目だけでなく、肩を温めても凝りほぐしに良いでしょう。
ただし、保冷剤を温める際は、決して電子レンジは使わないでください!
保冷剤に入っている成分が、レンジの加熱によって沸騰して破裂したり、やけどを負う危険があります。
【保冷材の再利用No.4】寄付をする
なんと、保冷剤は寄付もできます。
寄付できる保冷剤は中古でも良く、暑い地域の発展途上国に暮らす人々や医療従事者などに喜ばれるそうです。
今まで捨ててしまっていた保冷剤が、誰かの役に立つというのはうれしいですよね!
寄付する際に、送料がかかる場合もあるので、寄付先のホームページをよくご確認ください。
いかがでしたでしょうか?
邪魔だからといって、捨ててしまうこともある保冷剤。保冷剤は食品の近くで使われることが多いですよね。そうしたこともあって、口入れても安全面でほとんど問題ないものを使っている、ということなんです。
工作感覚でお子さんと一緒に保冷剤の消臭剤を作るもよし、リラックスタイムにアイマスクとして使うもよし。眠ったままの保冷剤のポテンシャルを存分に発揮させてあげてくださいね!
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この記事を書いた人
整理収納アドバイザー
教えてエバラさん
「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。
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鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)
田舎で片付ける女の日記(ブログ)
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