[松江市オープン]淹れ方も伝授!?島大近くの直火焙煎コーヒー店『三上珈琲』は会話も自然と弾む!
直火焙煎豆を揃えるコーヒー店が松江市西川津にできたので行ってきた!
『島根大学』から歩いて約5分。松江市西川津町に“きまぐれ”、そんな言葉が似合う直火焙煎コーヒー豆の販売と、喫茶を行うお店『三上珈琲』がオープンしています。
「自分でコーヒーが淹れられる」、「シェアできる本棚がある」など、個性的過ぎるウワサを聞きつけて、ひょっこりお邪魔してきましたよ~。
こちらが店主の三上さん。とても気さくで話しやすい方です!
調理学校で料理の基礎を学んだ後、東京の喫茶店でコーヒーの淹れ方を学び、2016年からフリーランスのコーヒー職人として独立。
その後は道の駅の料理長などを経て、島根県内をメインにイベントの企画にも参加。邑南町で古民家再生の事業に参加をしたり、民泊を共同経営したり、ネットに載っていない秘境の滝や神社などのパワースポットに行くツーリズムを企画したり…。
“おもしろいことがしたい”と好奇心旺盛な三上さん、過去の活動について聞けば聞くほど、謎が深まるユニークな方です。
お客さんと仲良くなって“朝ごはん会”を開いちゃう
コーヒー屋ではあまり見かけない、ガステーブルがむき出しになったキッチン。
「もともとおでん屋があったんですよ。料理もできるし、気に入ってそのまま残しちゃいました。もちろんここで焙煎をするし、食材があればきまぐれに料理を出すことも。お客さんと一緒に朝活したこともありますよ。」と三上さん。
調理師免許を持っているので、だいたいの料理は作れちゃいます。お客さんと営業時間前に朝ごはんを作ってコーヒーを飲んで、「朝ごはん会」という名の“朝活”を開かれたそうです。また、別の日には“焙煎教室”を開いて……。
じ、自由すぎる。
コーヒーを楽しみに来る人、三上さんとの会話を楽しみに来る人……
ふらっと立ち寄って淹れたてのコーヒーを飲みに来られるお客さん、三上さんとのおしゃべりを楽しみに来られるお客さん。
目的はいろいろですが、この日は突然、現場仕事の方々が「アイスコーヒーちょうだい!」と入ってこられました。
「近くにコンビニしかなかったから、すぐ寄れるお店ができてうれしいね~! コーヒーおいしいし!」。三上さんが淹れるコーヒー、すでにファンがたくさんついているようです。
酸味が少ないコーヒーをラインナップ
三上さん自身、酸味のあるコーヒーが苦手なこともあり、『三上珈琲』で扱うコーヒーは酸味少なめでコクを感じられるコーヒーがメイン。
豆を焙煎する時は、豆の味(コク)が抜けないように気を使います。
今回は酸味がなく、味がしっかりと伝わる、冷めてもおいしい店主オススメの「エルサルバドル」(400円)をいただきました。
また、店頭で豆の販売もしているほか、発送もしているので、詳しくは三上珈琲HPをチェックしてみてください。
自分でコーヒーを淹れられる!“セルフスタンド”で淹れ方を教わろう
なんと『三上珈琲』では、自分でコーヒーを淹れることができちゃいます!
使用する豆は日替わり。実際に【①豆を量る→②挽く→③淹れる】といった豆から一杯が完成するまでの一連の流れを体験することができます。
実際に体験した人は「初めて淹れる!」という人が多いんだとか。
お家でコーヒーを淹れる方は少なくないと思いますが、おいしく淹れられてるのかな? と思いながら淹れてる人(わたし)も多いはず。
コーヒー職人の手ほどきを受け、厳選された豆で淹れるコーヒーは、きっと格別!
「セルフスタンド(自分で淹れるコーヒー)」は「300円」と低価格なのでぜひ一度お試しを。お家で飲むコーヒーのレベルもグンと上がるかも!?
シェア本棚で気ままに読書……っていったい何コレ?
部屋には置かないけど売るまではいかない本。そういった本をみんなで共有しませんか? 『三上珈琲』には「シェア本棚」があります。
すでに『三上珈琲』の常連さんとなっているKさん、Sさんたちのセレクト本がずらり。その人の個性や人柄が見えてくる本。コーヒー飲みながら気になる本を手にとってみてください。
コーヒーや本を通じて、お客さんとお客さん同士の交流が深まっていくコーヒー屋『三上珈琲』へ、ぜひ足を運んでみてはいかがですか〜?
■お知らせ■ 支払い1000円以上で「しまねプレミアム飲食券」が使えるようになりました! ランチ(要予約)などでぜひ活用したいですね(^^)
三上珈琲
ミカミコーヒー
電 話:080-9970-4793
住 所:島根県松江市西川津845-9 テイクアップ1F [MAP]
営 業:11:00~18:00
休 み:月・金曜
駐 車:なし
情 報:HP Instagram Facebook
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部あつきち
タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。
好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!
取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!
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